「勝率50%を超えれば利益になる」と思われがちですが、これは間違いです。BOには手数料がスプレッドのような形で見えないため、実際の損益分岐点はペイアウトの水準によって変わります。
計算式
損益分岐点(必要勝率) = 1 ÷ ペイアウト倍率
ペイアウト1.95倍の場合: 1 ÷ 1.95 = 51.28%
つまり51.28%を超える勝率がなければ、長期的には資金が減っていきます。50%ちょうどの勝率では負けます。
ペイアウト別の損益分岐点
| ペイアウト | 必要勝率 |
|---|---|
| 1.85倍 | 54.05% |
| 1.90倍 | 52.63% |
| 1.95倍 | 51.28% |
| 2.00倍 | 50.00% |
| 2.05倍 | 48.78% |
ペイアウトが低いほど、より高い勝率が必要になります。「勝率60%出ています」という情報を見たときは、その手法がどのペイアウト水準で測られたものかを必ず確認してください。
なぜこれが大事か
ある手法の勝率が57%だったとします。ペイアウト1.95倍なら分岐点(51.28%)との差は約5.7ポイントの余裕がありますが、ペイアウト2.05倍(分岐点48.78%)なら余裕は8.2ポイントに広がります。逆にペイアウトが2.00倍を超えて低い勝率でも成立するように見える場合は、他の不利な条件(判定価格のズレなど)が隠れていないか疑うべきです。